遠足と聞いて母ちゃんが思い描くのは
学校主体で先生方が何かと用意して
お昼ご飯はお弁当持参の
おやつは300円までね
なんてそんな遠足なんだけども
全然違ったの
11/15(水)の遠足🦵
まず朝8時に現地集合
朝ごはんは用意してあるから食べてこないでねと
プールがあるから水着持ってきてねと
昼となんなら５〜6時解散だから
夕飯も済ませれるよと
ふむふむ
生徒の参加費はタダで、
親兄弟、親戚も来たかったら追加料金ねと
ふむふむ
あとは親御さんが色々してくれるからと
ふむふむ
先生主体じゃないのか
なんて
全然想像がつかないまま当日を迎え、
通訳の先生のご好意に甘えて車にのさせてもらい、
走らせること20分
バレー&サッカーコートに
プール、大きなキッチンと食堂が備え付けられている
会場に到着
さあ食べましょうと
ブッフェ式で色々な料理が並ぶ中
好きなものを選んでいく
この料理たちは
生徒のお母さん方が作ったり買ってきたりと
持ち寄ってくれたもの
たらふく食べて
子供達は早速プールに誘われてジャボン
その傍らで
なにやらトランポリンらしきものを組み立てる男の人
トランポリンも設置してくれるんですねえ
なんて聞いてみたら
あれ、生徒のお家から持ってきたものですよ
と
見るからに業務用なのに？
すごぴよ🐣
そして下は3歳くらいの子から上は13歳まで
ほんとみんな泳げる潜れる！
水泳習ってる子多いんですか？
と聞くと
まあこの子達の家にプールあるからね、
毎日のように入ってたら潜れるよね
と
みんなの普通が母ちゃんにはイレギュラーすぎて
情報処理しきれず☺️
すごぴよ🐣
そんなこんなで乾杯の挨拶するよー！と
総勢約30家族
140名ほどが集まって
Gacha先生！
今日は先生の歓迎会も兼ねてるからね！
挨拶してね！
と
うおおおおおおお
初耳いいいいいいい！！！！！
急に襲う緊張からの吐き気
よしっと切り替えなんてできないまま
司会者の方が次々と来賓？の挨拶を回す
日系文化会長や
婦人会の会長、父兄会の会長からの挨拶は
それぞれ私たちに触れてくれていて
ポルトガル語で話しているのだけど
1人の先生が日本語通訳をその都度してくれて
今日はこの場を借りて
Gacha先生とその子供達の歓迎会も兼ねさせてもらいたい
ただ単に来たいから来た、というのではなく
相当な覚悟を持って来てくれたと思う
言葉もわからず、ましてや日本の裏側に
幼児2人を連れて来てくれたその覚悟と挑戦に
私たちは温かく迎え入れる準備ができているはずだ
なんて
そんな
温かすぎる挨拶で
母ちゃん色々心の準備できてなかったから
目頭からチロリと
チロちろりと液体が流れ落ちかけて
いやいやいや今泣いたら
おかしいでしょうと
どーにかこーにか
昨日買い物した時に鶏もも1kgオーダーしたのに
手羽先2kgはいどうぞってされたなあ
ってクスクス思い出し笑いにもっていって耐えて←
Gacha先生、どうぞ
と
通訳の先生が
同時通訳してくださるとのことで
なるべく簡単な日本語でいこうとだけ念頭に。
以下、母ちゃんが話した言葉そのまま残します
"私はふつうの主婦です。
日本では日本語の先生として働いていましたが、
私の1番の仕事はこの子達を育てることでした。
でも、私にはまだ夢がありました。
小さな学校を作ることです。
(フリースクール)
求人を見ていて
ピラールドスール日本語学校を見つけました。
この学校で学びたいと思いました。
でも、子供達と父親を離していいのか
大好きなお友達との時間を奪っていいのか
たくさん悩みました
主人は輝いてこいと背中を押してくれました。
なので
長男を前に抱えて
次男を背中におぶって
荷物を両手にもって
(ジェスチャーしながら笑いをとりに行ったよ←)
ブラジルへ来ました。
最初の1週間、
寂しくて子供達が泣く日もありました。
今ではパパがブラジルに住めばいいのにと言うくらい
ピラールドスールが大好きです
私も、短い期間の中で一つでも多く
学ばせていただきたいと思っています
そして帰ったら
ピラールドスールで学んだ事を生かして
小さな学校をつくります。
みなさん、
ぜひ日本に来たら
私のお家へ
小さな学校へ
そして長男と次男にも会いに
来てください☺︎
いつでも大歓迎です。
短い間ですが、
よろしくお願いします！"
最後は長男🦁も次男🦊も
母ちゃんに合わせて一礼してくれて
会場からは温かい拍手をいただいて
またグッと
グッと涙を堪えて笑顔で
顔をあげれたよ、母ちゃん
乾杯の挨拶とともにまた子供達はプールへと
母ちゃんは先生方と乾杯の挨拶回りをしていたら
生徒のお母さんたちが話しかけに来てくれて
もちろん通訳が必要なのだけど
色んなお母さんたちが
あなたの夢を応援している
や
私の子供もいつかあなたの学校で働かせてね
なんて素敵な言葉まで
そして1人のお母さんが
昔、日本に少しだけ住んでいた時
息子を日本の保育園に通わせたことがあって
息子はポルトガル語しか話せなかったから
不安だったけど
当時の担任の先生が
おしっこ
うんち
痛い
ってポルトガル語を覚えてくれて
たった３つだけど
それがどれだけ私を安心させてくれたか、
その先生の心意気が本当に嬉しくて。
あなたを見て、スピーチを聞いて、
その先生を思い出したの
あなたもそんな先生になると思う
ってまた目頭が熱くなるようなお話をしてくれて
なります。
そんな先生になります。
って約束なんかしちゃって
そのあとも
通訳してくれそうな方を連れて
私のところへ話に来てくれるお母さん方
先生として話をするというより
日本の英語教育ってどんな感じ？
とか
ただただ幼児2人を連れてブラジルまで
大変だったでしょう、
来てくれてありがとうって伝えてくれたり
私も夢があるのってお話ししてくれたり
お母さん同士の会話ができて
国が違えど
母ちゃんって母ちゃんなんだなあって
私たちがぺちゃくちゃ話してる間に
黙々と炎天下の中
シュラスコ焼いてくれてる父ちゃんたち
父ちゃんって父ちゃんなんだなあって
今の時代、どっちがどっちとかないとも思うけど
父ちゃんと母ちゃんってすごいなあって
遠足で感じました☺️爆
子供達は
バレーボールしたりサッカーしたり
プールやトランポリンでとにかく遊んで
小腹が減ったら食べに来て
アイスクリームもワゴンごときて←
母ちゃんもしっかり
生徒たちにプールに落とされて
落として☺️
なんだかよくわからないけど←
クリスマスプレゼントと称して段ボールいっぱいの
食べ物やら飲み物もいただいちゃって
気がつけば18時
雨雲がぐおおおおってやってきて
ピカピカ稲妻も光出したからお開き←
帰りはさっきまでの晴天が嘘かのような
豪雨に豪風のなか
お家まで送ってもらって
ふうっと一息ついたら
停電☺️
1時間で済んだぜ
でもWi-Fiは22痔になっても復旧せず。
最初から最後まで
遠足とは
な遠足だったなあ☺️
